第75話|売主さんに逢いにいこう!

いざ、三芳村の土地を買うぞ-!と、ドンと腹をくくったわたしたち。
これまで、知り合いの弁護士さんや行政書士さんの協力を得て、すぱっと自分の土地になりきらない
「農地」取得におけるリスクの回避策を検討してきたわたしたちですが、
ここで、もっともあてにならないけれどももっとも重要なところに、メスを入れることにしました。


それはズバリ、『売主さんと直接お逢いする』というアクションを起こすということ。
これまで、不動産屋さんを介してやりとりはしていたものの、お互いに顔を突き合わせていなかったのは、「金銭の絡む交渉は仲介者を入れた方がスムーズになる」という一般的な考えによるもでした。
しかし、やはり売り手も買い手も人間同士、相手の実態がつかめないとお互いに猜疑心ばかりが募り、
事態を前向きに引っ張る力は生まれてきません。
また、不動産屋さんから「先祖代々受け継いできた土地なのだから、真面目に土地を使ってくれる
ヒトでなければ売りたくない」という売主さんの意向も、漏れ伝わってきていたりしています。

・・・それからひとつ、重要なこと。
例えばフツウは、新しく家を建てるために土地を見つける過程で、その土地の持ち主(売主)と関係を結ぶ必要なんて、まずありませんよね。そもそも誰が前に住んでいた土地かだって、知らなくていいこと。
それは、「だれそれさんの土地」だったものが不動産屋などの仲介業者によって抽象化されてしまう、ということもあるし、仮に当人同士の直接売買であったとしても‘売る’と‘買う’が瞬間的な手続きでしかなく、その瞬間を過ぎればお互いが無関係な存在になるからです。


でも、「農地」を含む土地を買うわたしたちの場合は、そうはいきません。
わたしたちが農家資格を取得して、農地部分を本登記するまでは、
土地購入後も売主さんから何やかんやとご協力を得なければならず、
よってしばらくの間は信頼関係を結ぶ必要があるのです。
「提示されたお金を出せばいいんでしょ」っていうわけには、いきません。


であればいっそ、面通しして直接信頼関係を結んだ方が、いいんじゃないか?
そう考えたわたしたちは、不動産屋さんにお願いして、三芳村のあの家で売主さんとお逢いできるよう
段取りを組んでもらいました。


・・・目的は、3つ。
(1)まずこちらの真摯な姿勢と人柄(決して良くはないけど・・・)を認めてもらい、信頼関係を築く。
(2)いろいろご協力を得るにあたって、こちらの作った契約事項を確認してもらい、同意を得る。
(3)予算が厳しいので、できれば・・・お勉強していただきたい。そうでなければ、
契約時に手付金を打って、本登記後に残金払い、っていうスタイルにしたい。
(↑こちらのリスクは減るが、売主のリスクが激増の案。こんなの、切り出せるかな〜〜〜)


さあ、直接交渉が吉と出るか、凶と出るか!

« 第74話|もう、浮気しないよ。 | トップ | 第76話|売主さんとご対面! »

コメント

最後は人間と人間の付き合い、普通のアクションをしていても、事は普通にしか進みませんしね。理解ある売主さんだといいですね。がんばってください!さぁー私もこれから新しい物件を見に行ってきます。こちらの場合は土地ではなく売主さん自身にちょっとした事情があるみたいなので・・・最終的には売主さんとの直接交渉に発展するかも?!

Takaさん、コメントありがとうございます!
そうかあTakaさんもがんばっているんですね・・・
なんだか具体的にいい土地が見つかっていそうですね〜
手ごたえはいかがですか?売主さんの事情ってなんだろう??
また経過をご報告ください!楽しみにしてます。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

このブログについて

平日は多忙なサラリーマン、だが休みとなると植物栽培マニアと化す夫。膨大な数の珍植物が自宅からあふれ置き場所に困り果てた挙げ句、夫婦の選ぶ道は「田舎で地主になる!」。植物と人間にとって理想の土地を探し求めることに決して妥協しない彼らの「とんでもない紆余曲折」を、赤裸々に綴ったブログ。

第1話から読む »

著者プロフィール

profile.jpg
Miori
子供や夫や動物を育てるのが趣味。カフェの窓際でのんびり読書する時間と、家でのんびり造顔マッサージする時間が持てれば幸せ。と、ささやかに都心のインドア生活を楽しんできた主婦が、突如「田舎の土地をゲット」するために髪を振り乱して奔走しはじめる。結婚相手によって、人生が激変することを実感中・・・

アーカイブ