第66話|農地を買うってどういうこと?

新年あけましておめでとうございます。
みなさまの暖かいお声を励みに続けてきたこのブログ、
「地主」にならないまんま、年を越してしまいました〜
今年はいろーんな意味で、勝負の年になりそうな予感。
やるときは、やりますよ。
とはいえ、わたしたちのやることなので
ふらふらよたよた、デコボコ珍道中になってしまうかなあ。
どうかみなさま、お見限りなく、今年も引き続きお付き合いくださいませ。


突然ですが、ここで問題です。
「農地」というのは、誰が持っているのでしょうか?


・・・はい、そうですね、「農家」が持っています。そりゃそうだ。


では、農家以外のヒトが、農地を手に入れることはできるでしょうか?
・・・答えは、ノー。ぶぶーっ。否。農家以外は基本的に農地は買えない!


ではでは、農家以外のヒトが、農地を手に入れたいと切望する場合、
一体どうすりゃいいのでしょうか? 3択です。


(1)農家になる。
(2)農家に嫁ぐ。
(3)あきらめる。


・・・正解は、全部です。どの方法が自分に相応しいか、ゆっくり考えて決めるべし。
ただし、(2)に関して言えば、そんなことができるのかい? 農地欲しさに嫁ぐのかい?
と自問自答してから判断するべし。一般的には選択肢のうちに入らないでしょう。


まあ、まともに考えれば、農家になるしかない、ということ。
なんとまあ・・・

「ここ、農地が含まれるんですよね」という不動産屋のCさんのコトバが
実際どういう意味を持つのかをようやく認識しはじめたのは、
この土地の取得に向けて、本腰を入れ始めてからでした。

基本的に農地というのは、「農家同士での売買」しか許されていない(農地法第3条)ため、
もしアノ土地が欲しければ、先に「農家」にならなきゃいけないんですって。
でも、そんなの絶対無理じゃない? 土地もないうちから、農家になんてなれるわけがないでしょ?
ということで要するに、一般人が普通に買えるようなものではなのです、農地ってやつは。

それでもとにかく!
わたしたちのように、この土地が手に入らなければ死んでもいいとまで思い、
「神様仏様、ああどーかこの土地をわたくしめに恵んでくださいまし〜」と祈祷するほど欲しければ、
土地のない農民=小作人、からスタートするしかない。


つまり、誰かの土地を借りて農家としての実績を積み、
「あんたがたは立派に農家としてやってるようじゃな」としかるべきプロに認められて
はじめて「農家資格」というものを取得できるわけです。
(ちなみに、しかるべきプロとは「農業委員会」というその地域の‘農業のプロ集団’です。)

というわけで、じゃあ、それに当てはめて自分たちのことを考えると・・・・
じゃ、農家になるわけ?
と、素朴な疑問が湧きあがってくるわけです。


たしかに、広い土地が欲しいと願ってきましたよ。できれば田舎がいい、とも。でもですよ、
びゅーんと一足飛びに「農家になるの? ならないの?」と決断を迫られるようなレベルにまで飛ぶと
びびりますよね。


まあフツウに考えれば「そんな条件がついてくるなら、この話はチャラってことで」とあっさり投げ出すのが
妥当だと思います。
というわけで、この土地は、やめました。


・・・なーんていうまともなセンスがないのが、あの土地に恋をしたわたしたち。
恋をすると、ヒトはなりふりかまわなくなる。
何と、「あっそう。じゃあ、農家になるにはどうしたらいいんだろう」と検討を開始したのです。

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コメント

明けましておめでとうございます。
毎回楽しみにしているこのブログ
実は既に土地を購入し終わりそこまでのプロセスを綴っているのかと思っていました。
現実にまだ未購入なのですか?それはまたリアルな体験日記になりそうですね♪
今回話題の土地是非手に入れて欲しいなぁ
農家になっちゃいましょう。なんちゃってでも!なんて思ってしまいます、この土地の愛しさを読んでいると。Fightデス!!

hiroさん、今年第一号のコメントありがとうございます!
なんちゃって農家、ですか・・・それいいですね♪
手に入れてからどっぷり苦労するのと、
手に入れる前にさんざん気をもむのと、どっちがいいか。
結局買うなら、気をもむだけ損ってかんじ?・笑。
がんばります〜〜元気をいただきました。

農家同士の売買なんて初めて知りました。
私も猫の額程の農地が欲しいなんて考えていましたが、難しいのですね。
JAの組合員になるって方法はだめなのかしら?

ちえみんさん、コメントありがとうございます!
もし、コンパクトなサイズの畑などをしたいのであれば
わざわざ農地を買わずとも、宅地以外の地目の土地を
買うのがいいかもしれませんね。
(原野、とか、山林、雑種地などだと安いかな。)
ちえみんさんにもいい土地が見つかりますよう♪

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このブログについて

平日は多忙なサラリーマン、だが休みとなると植物栽培マニアと化す夫。膨大な数の珍植物が自宅からあふれ置き場所に困り果てた挙げ句、夫婦の選ぶ道は「田舎で地主になる!」。植物と人間にとって理想の土地を探し求めることに決して妥協しない彼らの「とんでもない紆余曲折」を、赤裸々に綴ったブログ。

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著者プロフィール

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Miori
子供や夫や動物を育てるのが趣味。カフェの窓際でのんびり読書する時間と、家でのんびり造顔マッサージする時間が持てれば幸せ。と、ささやかに都心のインドア生活を楽しんできた主婦が、突如「田舎の土地をゲット」するために髪を振り乱して奔走しはじめる。結婚相手によって、人生が激変することを実感中・・・

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