第56話|ザ・低血圧夫婦

物件見学へ出向くときは、環八渋滞前の早朝に出発することの多いわたしたち。
この日も、現地9時集合にあわせて7時には家を出発しました。
方位磁石と30m巻き尺とカメラが入った「土地探し用バック」と、地図やら資料やら、朝ご飯やらジュースやら、
こどもの着替えやら長靴やら、寝起きでぼんやりしているこどもやらを、わらわらと車に積み込んで
「あーもー時間がない!!」と慌てて車を走らせるのが通常です。

そもそも朝に弱い上、煩雑な準備と焦りと「今回も不毛だったらどうしよう」という不安で
負のオーラに満ちた夫とわたしの間には、必ずといっていいほど一悶着あります。
「あ!ガソリン入れるの忘れた!」「何でだよー!ガソリン入れたら遅刻するってわかってるだろ!」
「あ!カメラの充電忘れた!」「も〜〜〜!そんなの前の日にやっておいてよね!!」

「あ!ぽちんに靴はかせてくるの忘れた!」「どーすんだよ!!いちにち抱っこかよ!!」
お互いに何の落ち度のない日でも、
「じゃあ行くよっ」「朝からイライラした声出さないでよ!」「それはおまえだろ!俺は行くよって言っただけだ!」
と意味不明なバトルが勃発してしまうのです。
(ザ・低血圧夫婦、ってことかしら。頭に血は上るのですが。)
普段なら、20分くらいでこんながさついた雰囲気もひとまず沈静化するのですが、
その日はとんでもない盛り上がりを見せてしまいました。

« 第55話|この激広物件は、なに?! | トップ | 第57話|怒りのバナナ »

コメント

都内から千葉の田舎?!まで早朝+子ども連れ大変ですね^^
早く見つけてください!

千葉の田舎住人より(笑)

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

このブログについて

平日は多忙なサラリーマン、だが休みとなると植物栽培マニアと化す夫。膨大な数の珍植物が自宅からあふれ置き場所に困り果てた挙げ句、夫婦の選ぶ道は「田舎で地主になる!」。植物と人間にとって理想の土地を探し求めることに決して妥協しない彼らの「とんでもない紆余曲折」を、赤裸々に綴ったブログ。

第1話から読む »

著者プロフィール

profile.jpg
Miori
子供や夫や動物を育てるのが趣味。カフェの窓際でのんびり読書する時間と、家でのんびり造顔マッサージする時間が持てれば幸せ。と、ささやかに都心のインドア生活を楽しんできた主婦が、突如「田舎の土地をゲット」するために髪を振り乱して奔走しはじめる。結婚相手によって、人生が激変することを実感中・・・

アーカイブ