第1話|土地を求めて、はや3年

わたし、生まれてこのかた、東京以外に住んだことがなく、東京以外に住みたいと思ったことも、ありませんでした。嫌みじゃなくて。しょうがないですよね、子供は生まれる環境えらべませんもん。


野山をかけめぐって育った覚えもないし、はじめて自転車に乗れるようになったところはマンションの駐車場だったし、休みにおばあちゃんちのある田舎にもどるんだーなんてこともなかった。親の実家はそれぞれ、川越と上石神井なもんで。


・・・って聞くと、ちょっと不憫なかんじがする?自分自身は不幸だとも思ってなかったけどね。ちなみに、田舎に憧れることもなければ、田舎をバカにもしてません。だって、きっとずっと、わたしには田舎というものは関係がないと思っていましたから。

それが今、とある千葉の土地を入手することで頭がいっぱいになっているんです。「ちばのとちばのとちばのとちばのとちばのとちばのとちばのとち」って夢でうなされるくらい。


千葉県南房総市にある、8700坪の、農地です。ああこの土地がほしい。のどから手が出るほど、ほしい。ずっとずっとほしくて、そんなこと言い出してから、はや3年。

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ここに土地が欲しい・・・と思いながら見る地図は、どんな通販カタログより面白いのです。


「セカンドハウスなんて、ゼイタクぅ。お金持ちぃ」と親しい人達からは冷やかされていますが、事態はもっともっと逼迫しています。その理由は、これからゆっくり説明します。


そうそう、言っとくけど、わたしたち家族にとって、この切なる希望は「田舎暮らしがしたい」ではなく、あくまで「広い土地がほしい!」なのです。最低500坪以上の。その理由も、これからゆっくり説明します。

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コメント

コンビーフかじるだけで女心をゆらしちゃうダンナさまって、どんなひと?!なんかいいなあ。でも植物が趣味なんて皇族みたい。これからこの夫婦、どうなるか楽しみです。

motchさんへ。
鋭いご指摘、ありがとうございました。
一般人が皇族の趣味をもつと、どういうことになるのか!
これから、とくとご覧に入れましょう。

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このブログについて

平日は多忙なサラリーマン、だが休みとなると植物栽培マニアと化す夫。膨大な数の珍植物が自宅からあふれ置き場所に困り果てた挙げ句、夫婦の選ぶ道は「田舎で地主になる!」。植物と人間にとって理想の土地を探し求めることに決して妥協しない彼らの「とんでもない紆余曲折」を、赤裸々に綴ったブログ。

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著者プロフィール

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Miori
子供や夫や動物を育てるのが趣味。カフェの窓際でのんびり読書する時間と、家でのんびり造顔マッサージする時間が持てれば幸せ。と、ささやかに都心のインドア生活を楽しんできた主婦が、突如「田舎の土地をゲット」するために髪を振り乱して奔走しはじめる。結婚相手によって、人生が激変することを実感中・・・

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